『はじめてのどーる布服レシピ』実践備忘録
ド素人が型紙本を参考にドール服を作った感想や気付いたことなどを好き勝手に書いている備忘録記事です。
下記の本をお持ちで、ドール服作りに挑戦してみたい初心者さん向け。一緒にがんばりましょう!😊
今回は「はじめてのどーる 布服レシピ」のP.46に掲載されている「⑤ゴシックロリータ -Boy-」を作ってみました!
正直本をぱらぱらと捲っていた時にはピンともティンとも来なかったのですが、出来上がった服を咲夜さんが見事に着こなしてくれたので一気にお気に入りの一着になりました。
着てみないとわからないのは人間もドールも一緒なんですね😊
それにしてもロリータなのにBoy…??🤔
完成品
Womanボディ着用図
首ジョイントは長めのもの、手はボディに付属しているデフォルトのものを使用しています。
全体的にややゆとりのある着用感で、中のブラウスが少し厚手でも問題なく重ね着できそうです。
ベストとパンツの指定生地は綿ブロードでしたが手持ちがなかったので、綿ローンに接着芯を貼って代用しました。
後述しますが、諸事情によりブラウスの袖口は型紙より広めに開いています。パンツの裾は型紙通りですがこちらも口が広めで、足先を外さなくても余裕で着せられるくらいゆとりがあります。
袖もちょっと長めかな?
パンツの丈は七分丈くらいです。
パンツの面ファスナーを付ける位置が下過ぎるとお尻と干渉してずり下がりがちになるので、上の方につけた方が良さそうです。
Boyボディ着用図
一応Boy服なので、Boyボディにも着せてみました。
首ジョイントは通常(ねんどろいどに付属)のもの、手は「手首パーツセット」の手首にジョイントパーツがついているタイプを使用しています。
可動手首だと袖の長さがちょうどいい感じですね。ブラウスはハイネックなので、長めの首ジョイントじゃないとちょっと潰れてしまいます。
それから咲夜さんには靴の都合上履かせられなかったソックスと、ベストなし姿をついでに。
ブラウスの透けっぷりを撮ったつもりだったんですが、写真だとあんまりわかんないですね……🤔
胸部と上腕のあたりが特に透けてるんですが、どうでしょう?
肉眼でもベストを着せちゃうとほとんど気にならないので、多少の透けはあんまり気にしなくていいのかも。
むしろレースのせいなのかなんなのか、胸があるように見えることの方が気になります😂
ソックスはハイソックスです。膝まではいかないくらいの長さ🧦
製作の備忘録
使った生地や副資材
- ベスト、パンツの身頃裏地に接着芯を使用。キンカ堂池袋KN店さんの綿ローンはかなり薄手なので、ブラウスは肉眼だとかなり透けました。白などの薄い色で作る時はご注意を!
作る前に気を付けておくこと
【ベスト】鉗子がないと詰みます
ベストの作り方手順(P.49)の工程3で、表地と裏地を中表に縫って表に返すところがありますが、かなり細いところ(肩の部分)を通してひっくり返すので鉗子がないと無理です。
鉗子はドールに服を着せる時などにも使えて便利なので、安物でもいいから1本持っておくと良いですよ!
【ブラウス】カフスと袖の型紙の大きさが合わない
私は袖とカフスを中心線で合わせて、袖の裾側の両端から約1.5ミリ内側に印を打ち、肩側の端とそれぞれ直線で繋いで書き直しました。画像の赤く塗り潰されたぶんだけ袖側の型紙が小さくなりますが、この型紙で作っても特に問題はなかったです。
縫いしろも同じやり方で修正しておくとさらにわかりやすいです😊